秋の味覚さつまいもがフランスにも到来
秋も深まってまいりました!
フランスにもちゃんと四季があります。街路樹も紅葉してきて、車には枯葉が積もる!フランスは東京に比べると湿度が低いぶん、太陽の出ていない夜中に冷え込みます!朝の太陽も8時くらいにやっと明るくなるので家を出る時は寒いのだ~!
マルシェではなんと、さつまいもが登場♪
異国の地フランスで生活していると、日本にいた時には意識しなかった愛国精神が芽生えます!(笑)スーパーでキッコーマンの醤油を見つけたり、テレビアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」を見つけたりすると、「おおおー!こんなところに日本が!」と、いちいち歓喜。
さつまいもはワールドワイドな食べ物だった
さて、このさつまいも。てっきり日本から来たのかと思いきや、全然関係ないんですねー。フランスでは「patate douce(パタット ドゥース)」といって、南アメリカ大陸で栽培されていたさつまいもをポルトガルとスペインが世界中に広めたそうです。(Wiki調べ-Patate douce)日本のさつまいもは、中国から沖縄に伝えられて主食になるほどブーム?になったあと、薩摩藩が持ち帰って栽培し始め、日本全国に広がったそうです。へえ~知らなかった!
今日はマルシェのさつまいもを使って、ポタージュを作ることにしました。一見、日本の薩摩芋とほとんど同じなんですがね、中を切ってみると・・・
オレンジ色!写真で分かるでしょうか。
日本の薩摩芋は白~黄色っぽいけど、こっちのさつまいもはオレンジ色でみずみずしい感じ。切りたてを味見してみると、味は日本の薩摩芋と同じような味。シャキシャキしとるわ。
離乳食にも使える食材なので、娘の反応も楽しみだー♪冷え込む日にコトコト煮込んでスープを作るのは、好きな家事のひとつです。
レシピ:さつまいものポタージュ+[離乳食]さつまいものピューレ
4人分/離乳食の反応★★★★(完食)
<材料>
- さつまいも 1個
- 人参 1本
- 玉ねぎ 小1個
- 水 200㏄
- 塩 ひとつまみ
- コショウ 少々
- 生クリーム お好みで
- パセリ あれば
<用意するもの>
- 鍋20cm
- ハンドブレンダ―またはミキサー
<レシピ>
- さつまいも、人参、玉ねぎの皮をむく。
- さつまいも、人参は幅1~2cm程度の輪切りにする。玉ねぎは太めのくし切りで大丈夫です。
- すべてを鍋に入れ、水を注ぎ、フタをして中火で沸騰させる。吹きこぼれに注意。
- 沸騰してきたら弱火にして20分~30分ほど煮込む。
- 野菜が柔らかくなったら、火を止めてハンドブレンダ―(またはミキサー)でピューレ状にする。※ここで離乳食用は取り分ける。
- お好みで生クリーム、塩コショウ、パセリを散らして出来上がり。
<ポイント>
- 野菜は時間をかけて煮込むので、あまり細かくキレイに切る必要は無し。
- 私は今回さつまいもの皮を入れましたが(皮をむくのが面倒だったので)、紫色の粒が残ってしまうので、ポタージュらしさが半減する気がします。
- 沸騰後、弱火にして煮込む時は5~10分に一度、フタを開けて底からかき混ぜてください。焦げ付く場合があります。
<お味は>
甘い!自然の甘味がたっぷりで、味付けのブイヨンなど必要なし!
離乳食でさつまいものピューレを食べた7か月半の娘の反応も上々、ぐずらず黙って食べるのに集中していました。甘いし、舌触りが滑らかなので、赤ちゃんも好きな味だと思います!
以下はこども日記です。
フランスの一時保育(アルト・ギャルドリー)事情
先日、Halte garderie(アルト・ギャルドリー)に申請登録に行って来ました。
Halte garderie(アルト・ギャルドリー)というのは、フランスの市町村が運営している一時託児所です。
国がやっているサービスなので、子供を持つ母親は誰でも預けることができて、料金もとても安いです。まあ大抵、仕事をしている母親は、終日保育園かナニーさんに預けるので、一時保育である必要がなく。よって、このサービスは専業主婦のお母さん向けになります。
うちの地域では、週1回、半日預かってくれるようです。空きがあれば週2回。ただし!歩き始めないとダメらしいので、どうやら今年はこちらにお世話になることは無さそう。預かってくれる条件は市町村によってばらつきがあるそうなので、もし引っ越したりしたらまた状況は変わるかな。
帰り際、預けられた子供たちと、保育士さんが遊んでいるお部屋を外のガラス越しに見たけど、とても和やかで良い雰囲気でした!保育士さんは全部で3人、子供の数は5人(だったはず)。そんなにたくさんの子供を見るわけではないから、しっかりケアしてもらえそう。
遅くとも1歳半くらいまでには歩き始めるみたいなので、そうなると3月生まれの娘は2015年9月か・・・当分先の話ですね。