4歳娘との夏休みの過ごし方

 

4歳娘の2018年の夏休みは、幼稚園が終わった7月第1週から9月第1週までの約2ヶ月間です。

そのうち、8月後半の2週間は義理の両親と南仏に滞在するので、約1ヶ月半わたしと赤ちゃんと3人で夏休みを過ごします。

夏休みに入る前は正直、どうやって1ヶ月半を乗り切ろうかと不安だったんですが、結果的には娘との信頼関係を再構築できた気がしています。

ここまで乗り切れた要因は、旅行に家族みんなで出かけたのと、学童保育があったから。

まず7月前半にノルマンディー旅行。これが5泊6日。

7月後半には、リムーザン地方にあるシャンブルドットに2泊3日の旅行。

それ以外はずっとパリ郊外の自宅です。

7月前半は赤ちゃんがまだ生後2ヶ月半。夜間授乳もあってママはいつも眠かったので、頑張りすぎて体調崩したりしても困るなあと思い、娘は何日か学童保育に預けることにしました

フランスの学童保育(幼稚園生)

バカンス中の学童保育はフランスでは「Centre loisir(ソントル・ロワジール)」と呼びます。

場所は夏休み中の幼稚園や小学校の校舎を使います。スタッフは市の職員さんで、この人達が普段、幼稚園での給食時の見張りや配膳も担当します。なので一部の方は娘もお馴染みのスタッフも。

学童保育のメイン時間帯は朝の9時から夕方17時まで。朝は9時までに送り、お迎えは夜の19時までに迎えに行けばOKです。

学童保育では遠出をして、海に連れて行ってくれたり市営のプールに連れて行ってくれたりと特別な企画をしてくれる日もあるんですけど、うちの娘が行った日は普通に幼稚園のような工作だったり歌を歌ったり、暑い日はビニールプールで遊んだりという、至って平凡な過ごし方でした。

この学童保育は、今年4月のバカンスの時にも利用してみたんですけど、この時は私の出産とかぶったため週に4日も入れてしまい、、、これは失敗でした。

娘が疲れてしまい、家で荒れたり(出産が原因かもですが)、風邪を引いて休むはめになったりと、あまりいい思い出がないのです。

今回も、昼寝が長いから学童保育には行きたくないと言われてしまい・・・。

私もせっかく4歳の夏休みを一緒に過ごす機会なのに、学童に預けてしまうのは、大きくなったときに後悔するかもなあと思ったのでした。

でも夜泣きの乳児を抱えて、旦那くらいしか頼る人のいないアラフォーの体力が持つか?と、赤ちゃんの寝顔と天秤にかけ、通院など私の用事がある時は週に2日、ほかは息抜きとして週に1日預けてみることにしました。ぜんぶで6日間と半日。

結果的には今年はこれがベストでした。来年からは週に1日か、無しでもいいかと思っています。

学童保育のメリットは、圧倒的に私がラクできることです・・・ほぼそれだけ。娘もお友だちと遊んだほうが刺激になっていいかと思ったんですが、4歳もすぎると、決まったお友達ができてくるので、仲良しがいない日はそこまで楽しくなさそうでした。

幼稚園で一緒の友達が学童保育では一緒ではなかったのです。一人は別の校舎だったのと、他の子も義理の両親に預けられたり、家族でバカンスに行ったりしているので、うまくタイミングが合わなかったんですね。残念でした。

学童保育以外の平日は、基本的に家です。

今年はパリ郊外も毎日30度超えて暑い日が多かったので、赤子連れの外出は控えました。

家での過ごし方は、普段から娘が好きなおままごとや、お絵描き、積み木を使う人形劇場、絵本読み聞かせなどです。

たまに気合いを入れて、夏休みらしい遊びもしました。

一緒にお料理やお菓子づくりをしたり、水遊び。

パパの誕生日の企画や、プレゼント作り。あとは夏休みのノート作り。

気温が36度以上になった日は、クーラーの効いているデパートや、一日中遊べる施設へお出掛けして過ごしました。

まとめ

4歳にもなると自分の意見を主張することもできるし、私の話も言い聞かせればちゃんと聞いてくれるので、私も一緒にいるのがとても楽しいです。

とはいえ、楽しいばかりでなく家事雑事もあるこの1ヶ月半、朝から晩まで一緒に遊んで日がくれるというわけにいかないので、毎日何度も「一人遊びをできるようにしようね」と呼びかけたり、促したりと、色々してみました。

娘は一人遊びをあまりしないのです。

効果的だったのは、時計の針を一緒にさして「長い針がここまで来たら一緒に遊ぼう。それまではママも本読みたいから静かにしていてね」と約束すること。これで15分くらいは静かな時間が流れます・・・ちょっと無心になりたいときに発動させると良い!ママもやりたいことがある、読みたい本があるというのを理解させるには良い方法でした。

娘はお昼寝はもうしないので、昼間にどうしても私が休みたいときは勝手に私が寝ます。私が寝落ちすると起こされますがそれでも寝ます(笑)。

赤ちゃんができてからは、娘もうまくバランス取るのが難しかったと思いますが、夏休みも終盤になってきたら私もだんだんコツを掴んできました。

大事なのは、なるべく娘を抱っこする、ガミガミ・ネチネチ言わない、小さなことでも褒め称える。小言をいうと、私の指示に従わなくなります。プラスの言葉がけをすれば言うことを聞いてくれます。

いまは娘は南仏バカンス中。帰ってきたらまだあと五日間、わたしとの夏休みが残っているので、体力温存してがんばります~。

2 comments

  1. ふっきぃ says:

    幼稚園夏休み2カ月って、ママ死ぬね。
    うち2週間の休みでも悲惨だけど、2カ月と比べたら、天国だな〜
    日本みたいに夏の水泳短期講習みたいなの、あるといいのにね?

    • フランスママ says:

      でしょー!休める時を見つけないと体力持たんわ。
      プールももう少し年齢が上がればマンツーマンで習わせられるからいいかもね(グループだと危ないという情報あり)。
      あといまちょうど南仏で娘はプール短期レッスン行ってた。
      パリ郊外だとプールも図書館も8月は何週間かバカンス名目で閉まるから、強制的にどこかバカンス地へ出かけないと親子ともにつらい国なのであーる。

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