海外旅行中に病院へ行くことになったら?-日本からの旅行者の場合

海外旅行者がフランスの病院にかかるには

えー、日本から遊びに来てくれた私の母ですが、滞在2日目にして病院にかかる事態となりました。

ずっしり重い約8kgの赤ちゃんを抱っこしたり、寝かせたりしている間に、なんと股関節の筋を違えてしまったとな・・・かーさん!

夜も痛くて寝れなかったらしく、とうとう翌日には歩けないと訴える始末。母はまだ50代、ですが旅行直前まで忙しく仕事をして疲れが溜まっていたことや、約10年振りの12時間にわたるフライトが体に負荷をかけたのかもしれません。「もし骨折でもしていたらどうしよう」と不安は募り、急遽お医者さんに診てもらおう、ということに。

海外旅行者、滞在2日目にして総合病院へ

母はもちろんフランスの健康保険には入っていないため、料金がべらぼうに高くなってしまうのではないかと躊躇しましたが、クレジットカードの海外保険補償があるのを思い出しました。

母の持っていたクレジットカードは「JALカード」。

カードの種類は「CLUB-Aカード」です。調べてみると、カード会員対象の緊急医療サービスがありました。

海外旅行保険付帯サービス(旅行中の緊急医療サービス)

このページによると、

東京海上日動火災保険(株) 「海外総合サポートデスク」

受付時間:24時間/年中無休/日本語対応

海外旅行中の病気やケガ、盗難などの様々なトラブルにより、保険についての相談をしたい場合にご連絡ください。

とあります。サポート内容は

・保険金の請求方法に関する各種相談

・最寄りの病院の紹介

・病院など医療機関への支払い保証

・病人、ケガ人の移送手配

など手厚い。早速、こちらの「海外総合サポートデスク」に電話をして、状況を説明。オペレーターの女性はとてもしっかりしている印象で、こちらが病院のことでアタフタしていても落ち着いて迅速かつ丁寧に対応して頂けました。

海外で病気になったらクレジットカード保険をチェック

日本の整形外科ではすぐにレントゲンを撮ってもらえますが、フランスではレントゲンをすぐ撮ってもらうためには大きな病院に行く必要があります。今回は「海外総合サポートデスク」に紹介してもらった近所の大きな総合病院に予約を取ってもらうことにしました。車で15分ほどの、隣町の総合病院です。

さらに、サポートデスク担当者による交渉のおかげで、キャッシュレスで診察してもらえることになりました。料金は、JALカードの海外旅行保険付帯サービスがまかなってくれる、というわけです。(お薬代は私たちが立て替えました。後日その領収書をもとに保険会社からキャッシュバックされます)

担当者から「病院と連絡を取り、キャッシュレスOKになりました。お名前も受付に伝えてあります」という電話を受けたので、すぐに総合病院の緊急外来に行きました。X線レントゲンを撮り、診断の結果、骨に異常はなかったので捻挫だろうということで、痛み止めの薬の処方箋をもらって帰途につきました。1時間半ほどで終わりました。

今回は私達の車があり、フランス語も分かる付き添いがいたので事態は複雑ではありませんでしたが、現地で頼れる人が近くにいない場合でも「通訳」や「救急車」の手配はクレジットカード会社のほうで手配してくれるようなので、万が一があったらすぐに連絡できるように旅行の前には必ずチェックしておきしましょうね!!

フランスに引っ越して、はじめて行った大きな総合病院でしたが、まさか日本から遊びに来た母が行くとは思いませんでした・・・。ともあれ、大事に至らなくて本当に良かったです。

以下、パリでのかぞく日記です。

 パリのモロッコ料理はてんこ盛り!

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母の誕生日には、母の希望でクスクスを食べに行きました。パリにあるモロッコ料理屋「Le Berbère」で。

ここは義理父がおすすめしてくれたレストラン。なぜおすすめかというと・・・・

量がとんでもなく多い!てんこ盛り!!写真じゃちょっと分かりづらいけど、日本人には食べきれない量の肉とクスクスがやってくるんです。。こんなに大量なのに値段はお手頃。モロッコのワインもボトルなのに10ユーロ以下でした(※1ユーロ=約140円)

 

今回学んだのは、フランスでモロッコ料理のレストランに行く時は(特に日本人同士なら)、シェアしたほうが良いということ。

ご馳走さまでした!

Le Berbère

62 Rue Crozatier

75012 Paris    TEL:01 43 43 48 12

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