保育園のお祭り(バザー)に行ってきた

うちの娘さん(2歳3か月)が毎週1回通っている保育園で、先日お祭りがあったので行ってきました。

このお祭りのことを、フランス語では「Kermesse(ケルメス)」と呼びます。毎年6月に保育園・幼稚園や、小学校などで行われます。フランスでは6月が卒業月なので、卒業バザーという感じです。

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今考えたら、こんなビキニのお姉さんになれる手作り看板なんて、フランスらしいシュールさです・・・。私も普通にスルーしてましたが、これ保育園ですからね!日本の保育園でこのパネル作ろうとしたら、白い目で見られるか、猛反対されそうなイメージですが、どうなんだろう。ノリノリで作らせてくれるかしら。

さて開催場所は保育園の敷地内。集合時間は金曜日の17時30分。遅めなのは、働いている親御さんを考慮してだと思われます。

まずクラスの中で集まって、先生たちのリードで親子一緒に歌を唄ったあと、みんな外に出て、校庭で自由に遊びます。天気が良くてほんとうによかった!最近やっと夏らしくなってきました。

この校庭には、いろいろな出し物が設置されていて、先生たちが各ブースに一人ついています。これは砂の中に石を隠した宝探しのブース。娘はここが一番気に入っていました。

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ほかには釣り遊びのプール。お絵かきや、顔にペイントできるブースも。あとなんとなく素通りしてしまったけど、ペア合わせとしてサンダルを集めたブースもあって、あれ絶対保育士さんたちのサンダルだろうなーと・・・あれは一体何だったんだろう(笑)。写真撮っておけば良かった!

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娘は顔ペイントに挑戦!猫のペイントをしてもらいました。

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飲食ブースもあって、ジュースやフルーツ、パイやキッシュなどの軽食を、親も子供も食べたり飲んだりしながら、一緒に遊ぶ空間を楽しんだのでした。私たちが帰ったのは19時でしたが、まだ半数くらいは残っていました。フランスの6月は一番日が長く、最長22時の日没なので、19時~20時はまだまだ明るいのです。

この保育園は市営の保育園。入園当初は顔にケガをして帰ってきたり、ウイルスを貰いまくったりと色々不安でしたが、園長先生も保育士さんもみんなあったかく、でもきちんと仕事をしているのが分かって、今では信頼している保育園です。ここは7月末でお別れ。8月は夏季休暇で閉園し、9月からは別の保育園に通うので、歌を歌っているときは卒業みたいで少ししんみりしてしまいました。

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でもシュールだわ。ちなみにフランスの保育園では、発表会や卒業式はないので、涙を誘うようなイベントもなさそうです。

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