娘、算数コンクールで学校内学年1位

フランスの小中学生が受ける任意の算数コンクール「カンガルーコンクール」というものあります。

今年は娘が初めてクラス全体で受験し、めでたく学年一位をゲットしました。

本人は高学年の学生の前で名前を呼ばれて、写真にあるオリジナルTシャツと、算数好きによる算数好きのためのマニアックな本3冊を景品に表彰されたので鼻高々です。

ただ言っておくと、”学校内で”学年一位なので、区内とか県内とか、全国でじゃないですからね(汗)。

全国の任意受験した同級生約2万人のうち500人目くらいなので、上位には入るけど、取り立ててすごいわけではありません・・・。

また、フランスの小学生は小1で読み書き計算ができる(勉強することが得意)と飛び級する子も多いので、飛び級していない娘は有利だったとも言えます。

この聞きなれないカンガルーコンクールというのはフランスで30年以上開催されている全国規模の子供向け算数コンクールで、旦那も中学のときに受験して学年一位だったようで景品の算数本をまだ持っていました。

このコンクールは必須の試験ではなく任意参加だし、日本の算オリほどの知名度?もないと思うので、小学生だとお金かかるし受験しない学校も多いようです。

娘の学校では3月に小3・4・5年生がコンクールを受けました。

これがてっきり日本の算数オリンピックと同じかと思いきや、仕組みも難易度も違います。

フランス版「やさしめ算数オリンピック」ですね。

日本の算オリだと娘の学年で面積の問題を解いたりしますが、フランスでは誰もまだ面積習っていないし。(小4でまだ割り算の導入ですからね!!!)日本でも小4では基本まだ学習しないはず。

娘が受けたカンガルーの問題は時計や図形など、難解すぎず地道に考え続ければ解ける問題で、お絵かき算数や「なぞぺー」みたいな算数パズルって感じです。

日本だと公文をやっている中学受験予定の小2あたりが全問正解しそうな気がします。。。

とはいえ、みんなの前で名前を呼ばれて表彰される経験は貴重ですし、こうやって成功体験を積んで言ってもらえるとモチベーションも自己肯定感もきっと上がるだろうから、ありがたいことです。

本人は無類の算数好きというわけではないんですが、やはり結果は嬉しかったようでその日と翌日は弟にも優しく対応していました。

あとは本人のやりたいことが見つかるのが一番ですね。