水回りのトラブル第二弾:水漏れ

さて、お湯が出なくなりタンク交換から約2週間経ちました。

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お湯タンクが新品に交換され、湯船で温まってほっとしたのも束の間・・・・。

今度は「水漏れ」が発生。

水漏れに気付いたのは交換から2日後。娘が寝ているあいだに洗濯機を回していたら「チョロチョロ~」という水の音が2階から聞こえてくる。ちょうど日曜で、旦那と急いで2階へ行き、お湯タンクを見てみると・・・めっちゃ水漏れしとるわー!

あわててバスタオルやトイレットペーパー(パニック度合いが窺えるでしょうか)など、手当たり次第に床に投げ込み、台所に皿やバットを取りに行き、さらなる水漏れへのスタンバイ。結局、バスタオル4枚が絞れるくらいの水が漏れました。水漏れした場所はカーペット・・・カビたら衛生上まずいので、タオルで水分吸収したあとドライヤーで乾かしました。そして階下は今のところ異変なし。

水漏れの原因は、洗濯機の排水。お湯タンクの排水部分まで逆流して漏れています。洗濯機以外の、トイレやお風呂の排水は大丈夫。洗濯機とタンクは壁を挟んで隣だから、排水管を通ってタンク側まで来るようになってしまったようです。タンク交換が原因なのは明白。

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この前日にも洗濯機を回したので、気づかないだけで、水漏れしていたのでしょう・・・。

というわけで、またもやプロンビエ(Plombier)に電話!一体どうなってるんだ、ということで翌日、他の担当者が見にきたんですが(いやな予感)、やっぱりもう全然ダメ。「自分たちの修理のせいではない」の一点張り。私だけでは、このやる気ない業者と意思の疎通が図れず、その場で旦那が仕事場から電話で細かい状況を説明したけど、結局「関係ない、むしろ出張代くれないなら帰る」と5~10分足らずで帰っていきました。いやーありえない。怒り心頭ですが、でも今はまず水漏れをどうにかしたいのが先。

それにタンク交換後からずっと下水の臭いがするので、変だと思いつつ、対処療法でサランラップで臭い予防。

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いやー、おかしいでしょこれ。業者は詐欺だったのか?

それにしても「フランス 水詰まり」とか「フランス 排水溝」で検索をかけると、わんさか被害者の方のブログや掲示板が出てくる(笑)。それも皆さん、うちと比べ物にならないほど大変なご様子で・・・。お湯タンクが破裂したとか、約一週間シャワーはおろか歯磨きやトイレも流せなかった方もいらっしゃってですね・・・。

パリのマンションに暮らす友人も、数年前に階上の家から水漏れがあったときは、電気はショート、天井はヒビ割れ、壁の塗装が剥がれ落ちて、人が住める状態ではなく一週間ホテル暮らしだったと聞き、うちの水漏れなんてフランス的には「水漏れ」と呼ばないレベルなのかも・・・?いやいや、洗濯のたびに水漏れしてたら困ります!考えられうる原因をひとつずつ潰していくため、まずは水詰まりを解消する化学製品を排水溝に流し込んでみました。たまたま洗濯機の排水管が詰まってるのかもしれないし?

で、洗濯してみたけど、やっぱり水漏れします。

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そもそも、この白いの何なの、って話をしたら長くなるんですが、これ「siphon(シフォン)」と言って、お湯タンクから漏れ出る排水を受け止めるためのもの。日本では「逃し弁」とか「受け皿」と呼ぶそうです。今度はすっかり水周り関連に詳しくなりました!嬉しくないよ。

旦那も色々調べ、水詰まりでないなら「siphon(シフォン)」が原因かもしれない、ってことでこれを買い換えよう、ということになり、ホームセンターで買ってきて交換してみました。すると、本来あるはずの部品が業者が付けた「siphon(シフォン)」にはついていなかったのです。

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下の「siphon(シフォン)」は業者が付けたもの。上は旦那が付け替えたもの。旦那が買ってきたものに付け替えてから、下水の臭いがしなくなりました。旦那は約200円で買ったそうで、別に特別なものでも何でもない。ただ蓋と中身を付けただけ。業者は蓋をつけていなかったのです!!だから臭ったのだな。

こうなってくると、いよいよ怪しい水道屋の業者。ほんとにプロだったの?嫌がらせ?ということで、再度プロンビエ(水道屋)に電話。私では細かい状況を説明できないので(困りますねー)、旦那に電話してもらいましたが、またやる気ない二人目が出たらしく大喧嘩。結局、一番はじめに修理したやつを出せ、と言って、はじめにタンク交換した兄ちゃんがまたやってきました。今回は旦那も17時30分には家に戻り、ちゃんとチェックできるようスタンバイ(笑)。

事情を説明すると、今回はシラを切ることもなく、ちゃんと水漏れのチェックもしてくれて、修理してくれました。でもまだ大匙1杯くらい水漏れするんですがね・・・。なお、「siphon(シフォン)」の蓋の付け忘れに関しては、今回指摘してはじめて知ったそうです!研修とかOJTとか無いのか!?

なお、今回お願いしたプロンビエ(水道屋)は旦那がネットで一括見積みたいに探した会社でした。近所の方々がおすすめしてくれた水道業者は、地域情報誌に広告を載せているような、同じ街の水道屋さん。地域に根差した業者さんのほうが変なサービスもないだろうし、良いのかもしれません!学びましたー。

2 comments

  1. ふっきぃ says:

    業者の対応がすごいわ〜
    マレーシアよりすごいよ。
    フランス人、ある意味尊敬しちゃう!
    でも根性つきそうだね。
    うち今、少しずつリフォームし始めてるけど、今のところ悪い経験はない。でもやっぱり言葉が通じないから私1人の時は無理。
    その少しずつの水漏れは今後直すの?

    • フランスママ says:

      ふっきい、
      もうほんと日本人的にはびっくりでしょ!アメリカだったらきっと訴訟だよ(笑)。こないだ洗濯コースによっては水漏れしないことが判明したから、とりあえずこのままで様子見るつもり・・・とことんやってもらおうと思ってたけど、これ直すなら、次はタンク持ち上げて下に台を入れるとか、排水管の延長作業?とかで大がかりになるみたいだからね。言葉が完全に通じなくても状況見て勝手にやってくれる業者もきっといるだろうけど、今回の相手はまー責任追及して値段交渉しなきゃいけなかったりとか帰るの引き止めたりとか、水道の知識つけて一緒に解決策考えたりとか、言い回しも私だと不利だよねってことで早々にギブアップ(笑)。うちは旦那がこの国の人だからいいけど、留学やワーホリの人とかシングルマザーの人はほんと大変と思うよー。

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